I.W.HARPER

RINA UCHIYAMA

RINA UCHIYAMA

自分で自分の舵をとる
I'm harper 自己満足に生きる
RINA UCHIYAMA

I'M HARPER. 〜自己満足に、生きる。〜
presented by I.W.HARPER

自分の信じたものに、繰り返し情熱を注ぐ。その姿は輝きを放ち、決してスタイルを失わない。そんな人物を紹介する「I’M HARPER」。第3回目に登場するのは女優の内山理名さん。ライフワークとしているヨガ、そして女優という仕事や生き方に対する思いを語ってくれた。

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まずはじめに、ヨガとの出合いを教えていただけますか?

友人からプレゼントしてもらったヨガのDVDとマットがきっかけでした。撮影の合間でも気軽にできるのが自分のライフスタイルにあっていましたね。身体を動かして汗をかくことがリフレッシュにもなります。ヨガを始めてからかれこれ18年ですが、本格的にスクールに通いだしたのは7年前です。スクールでインストラクターの資格を取得しました。

最近はどんなヨガの活動をされていますか?

月に1回は生徒としてレッスンを受けています。講師としては、定期クラスに加えて、お声がけいただいたイベントに出演し、アーサナ(ヨガのポーズ)や呼吸法、日常に役立ちそうなヨガ哲学をお伝えしています。

ヨガをする際に、大切にしていることはなんですか?

綺麗にポーズをとることよりも、ヨガを通して自分の状態を知ることが大切だと思っています。例えば、ひとつのポーズでも昨日の自分との違いを感じるきっかけになります。 “今日は膝の裏が良く伸びている”“今日は手が冷たいな”といった小さな変化にも気付いたり。
ついつい外に目が向きがちですが、自分の身体にフォーカスすることで、内側を見つめるきっかけになるのもヨガの魅力のひとつです。

RINA UCHIYAMA

コロナ禍での自粛期間中は、より自分にフォーカスする機会がありましたね。

そうですね、会う人も少なかったので、必然的に意識が自分へ向けられていました。以前よりさらに自分軸になったと思います。とくに自分が嬉しい、楽しい、と感じられることを大切にするようになりました。「自分自身が何をしたら、どうしたら喜ぶか?」は、コロナ禍の前も考えてはいたけど、今はやりたいことや、自分の感情にもっと正直になりました。ヨガの授業で教えていただいた、自分の感情をノートに綴る、ジャーナリングをよくしていたのですが、今はワクワクすることだけを書いています。人間だから、負の感情が生まれることももちろんあるけど「私はこう感じているんだな」と受け止めることができたら今は十分かな。

お芝居でもヨガが活きることはありますか?

演じ方は人それぞれだと思いますが、役作りの過程で想像だけではなく自らの過去を使い、その感情を広げていく作業をしていきます。その中で、蓋をしていたトラウマのような負の感情と向き合うために、その蓋を無理やりこじ開けないと演じられない時があります。
だから撮影が終わった後は、その感情を見つめて、抱きしめて、ケアをしてあげないといけない。そのケアのときに、ヨガで学んだことがとても活きていると思います。

蓋をしていた感情を自分自身で無理やりこじ開けることって、想像しがたいです。

そうですね。この職業特有のものなのかもしれません。
感情の蓋は開けられても、閉じ方がわからず。あるとき、お芝居で負の感情と向き合うことが怖くなってしまったことがありました。でもヨガを学び始めてからは、少しずつケアできるようになりました。ヨガはポーズだけではなくて、哲学を通してよりよく生きるための智慧を学んでいきます。ヨガと出会えたからこそ、女優を続けられているのかもしれません。

RINA UCHIYAMA

ヨガ哲学を学ぶことは人間、しかり自分自身を知ることに繋がるんですね。理名さんは学んだことをこれから発信していく予定ですか?

資格を取るために学んでいた頃は、知識をインプットすることでいっぱいいっぱいだったのですが、しばらくして日常生活の中でふと「このことだったんだな」と腑に落ちることがありました。仕事が忙しい時や、SNSで素敵な投稿を繰り返し見ていると、いつの間にか他人軸になっていたことも。今は「自分で自分の舵をとること」がいかに大事か気づき、自分軸を大切にして、他人に流されることが少なくなったように思います。そういった、私自身が体験した日常に役立ちそうなヨガ哲学もお話しできればいいなと思っています。

自分で自分の舵をとることって、I.W.HARPERが掲げる「自己満足に、生きる。」という言葉と近いですね。

自己満足って文字通り、他人じゃなくて自分が満足すること。大それたことじゃなくていいと思うんです。美味しいものを食べた、とか好きな人と会った、とか。美味しいお酒を飲んだ、とか。そうやって日常で小さな満足を見つけていく。
自分で自分の舵をとりながら、身近な幸せに気付いていけたらいいな。

RINA UCHIYAMA

今回撮影には、I.W.HARPERとミント、ソーダ、砂糖、クラッシュアイスで作るカクテル「ハーパージュレップ」をご用意したのですが、いかがでしたか?

爽やかな甘さで、美味しいですね。ハーパーはロックで、ライムを絞って飲むことが多かったんですが、これはウイスキーに慣れていない女性にもおすすめです。

インスタでは料理の写真も発信されていますね。ハーパージュレップにはどんな料理が合うと思いますか?

はい、料理は“楽しい”をモットーにしています(笑)。ハーパージュレップは、ミントがポイントだから、メキシカン料理に合いそうですね! よく旅先で出合った美味しい料理を再現しているのですが、月1回は必ずというほどメキシカン料理を作っています。タコス、ケサディーヤ、エンチラータが大好きです。ハッピーな気持ちで作ったほうが料理は絶対美味しいと思うので、好きな音楽をかけながら作ったり、ハーパージュレップを飲みながら、作るのもいいかもしれませんね。

RINA UCHIYAMA

photography◎Nozomu Tomita
text:Yuka Inami