I.W.HARPER

NICOLE ISHIDA

NICOLE ISHIDA

楽しみながら海環境改善に注力したい
I'm harper 自己満足に生きる
NICOLE ISHIDA

I'M HARPER. 〜自己満足に、生きる。〜
presented by I.W.HARPER

自分の信じたものに、繰り返し情熱を注ぐ。その姿は輝きを放ち、決してスタイルを失わない。そんな人物を紹介する「I’M HARPER」。
第6回目に登場するのは女優・モデルとして活躍している石田ニコルさん。
海を愛するダイバーとしての一面、日々取り組んでいる海を守るための活動、その熱く真摯な想いを今ここへ。

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ダイビングを始めたきっかけを教えてもらえますか?

今のように「海が好き!」となる以前は、本当に趣味と言えるものが一切なかったんです。そんなある日、友達が海へ連れて行ってくれたんですが、ちょっと怖くて、結局入れなくて。そのあとすぐに、雑誌のお仕事か何かでハワイへ行くことになり、現地のロケバスさんが実はサーフィンの先生もやられていた関係で、滞在中にサーフィンに挑戦することになりました。完全にノリで(笑)。でも実際にやってみたらやっぱり怖い。だから先生に正直に「怖いです」と伝えたら、透明度が高く、ちゃんと足がつくくらいの浅い海へ連れて行ってくれて「これなら大丈夫でしょ?」って。少し恐怖心が薄れた瞬間でした。そのあとに沖縄で初めてダイビングを経験するのですが、やっぱり最初は怖かったです。でも一緒に行った友達が先に潜っていて、そんな状況で自分だけできないことがすごく嫌に思えてきて、無理やり「えいっ!」って潜りました。そして海底にフィンが“とん”ってついた瞬間、不思議なんですけど、すごく気持ちが落ち着いてしまって。そこからはもう平気。先生から「ニコちゃん、ダイビングうまいよ」って言ってもらえたこともあり、それからライセンスを取ったり、どんどん海へハマっていきました。
小さい頃からアニメ映画『リトルマーメイド』のアリエルが大好きで、生まれも育ちも佐世保や岩国と、海が身近にある環境だったので、実はこうなったのは必然なのかもしれません。

その後、ご自身のブランド「pua keli」を立ち上げ、そのプロダクトのひとつとして水着をプロデュースされますが、その理由や経緯を教えてもらえますか。

ダイビングをしていると、「あ、ここのサンゴ死んじゃっている」とかがリアルに分かるんです。そのエリアだけまるでお葬式みたいにモノクロになっていて、魚もまったくいない。大好きな扇みたいなかたちのサンゴがいるんですけど、それが突然消えてしまっていたり。ほかにもダイバー仲間から「最近、マンタが来なくなった」といった話を聞くこともあります。サンゴは海の基盤なので、サンゴが崩れると全てが崩れてしまいます。プランクトンからサンゴに住む魚たち、プランクトンを餌とする魚たち、そして最終的には人間にまで。そんな大切な役目を担っているサンゴがダメになっていく過程をこの目で見るのはとても辛いこと。原因はいろいろあって、地球の温暖化による海水温度の上昇や私たちが使用している日焼け止めだったりするのですが、でも普段、海にそこまで興味がなかったり、海に行く習慣がなければそういう現実は知らないと思うし、それは仕方のないことですよね。だからまず海というものを身近に感じてもらおうと思い、じゃあ私にできることは何かなと考えて、海へ行く動機となる水着を作りました。可愛い水着があると「欲しい!」と思いますよね。そしてそれを買ったら海へ行きたくなる。と同時に、私自身がサーフィンやダイビングをする時、水着がずれたり、パカパカするのがすごく気になっていたから、ノーストレスで着られる水着をずっと欲しいと思っていて。それらをクリアした水着を作りたいという気持ちもあり、そのふたつを同時に叶えたといったところでしょうか。

NICOLE ISHIDA

その他に同ブランドでエコボトルをプロデュースしたんですよね?

はい。エコボトルの存在は海外で知ったんですけど、私が作った時はまだ日本では今ほど市場に出回っていなくて、マイボトルを持つ習慣も今ほど浸透していなかったんです。ペットボトルなどプラスティックゴミは海を汚す最大の原因。でも今「プラスティックを捨てないで」と言ってそれをすぐに全員が実践するのは正直無理な話。だから「この水筒可愛いな。エコボトルって言うんだ、買ってみよう」って、海をクリーンにするきっかけになったらいいな、ぐらいの気持ちです。本人が気がつかなくても「海をきれいにする」という行為に加担している、それってすごく素敵なことだと思うんです。

そして日焼け止めのプロデュース。すべて海環境の改善のためと?

そうです。一般的に売られている日焼け止めにはサンゴの成長を止めてしまう成分が入っていることが多いです。だからハワイやオーストラリアではその成分の入った日焼け止めの使用を禁止しています。その代わりコーラルフリーの、塗ってもいい日焼け止めを売っているんです。でも日本には数がとても少なくて、探すのが大変だったり、見つけてもすごく高価だったり。そこでどうしてもサンゴに優しい日焼け止めを作りたいと思いました。協力してくださった会社があったので、その会社が作ったベースとなる日焼け止めに保湿機能やいい香りをプラスして、ファンの人達とみんなで作り上げました。売り上げの一部はサンゴ保護団体に寄付されるようになっています。赤ちゃんにも使える、人間にもとても優しい日焼け止めなんです。

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その海に対する熱い想いとともに、今後発信していきたいことはありますか?

この想いを決して押し付けたいわけじゃないんです。もちろん興味があれば知って欲しいけれども、そうじゃなくても、例えばこの日焼け止めを使っているだけで、知らず知らずのうちに地球にいいことをしている、ということを分かってくれたらいいなという感じです。「自己満足」と言えばそうなのかもしれません。でも知っているのに何もしないのってすごく気持ち悪いじゃないですか。私はこの今の海の現状を知り、だからこそよりよくするために動きたいと思いました。オードリー・ヘップバーンじゃないですけど、お金や名声を独り占めするのではなく、寄付をしたり還元する行為って素敵だなって思うんです。もちろん私の力は小さいし、まだまだだけれど、幸運にもエンターテインメントの世界にいる。だからその力を借りて、楽しみながら海環境改善に繋げられたらいいなと思っています。そうしたらみんなハッピーになれるじゃないですか。

NICOLE ISHIDA

まさに、I.W.HARPERが掲げる「自己満足に、生きる。」という言葉がぴったりですね。今回の撮影には、I.W.HARPERとミント、ソーダ、砂糖、クラッシュアイスで作るカクテル「ハーパージュレップ」をご用意したのですが、いかがでしたか?

私、プライベートでもウイスキーが大好きなんです。いつもはソーダで割ってレモンをたっぷり入れて、「ニコボール」って呼ばれているんですけど(笑)。これは……ウイスキーの香りがいいと甘くしても邪魔せず、とても絶妙なバランスになるんですね。ミントのさわやかさも相まって、これは嬉しい発見です! 飲みやすいし、ウイスキーに慣れていない女性にも喜ばれると思います。たまのお休みにお昼から飲もう! となった時に、この甘いカクテルはいいなって思いました。私もぜひ作ってみます。

NICOLE ISHIDA

photography:Nozomu Tomita
styling:Sanae Okada
hair & Make-up:Takayuki Hazama(lila)
text:Tomomi Okuda

■衣装クレジット
【outside】
ロング丈ワンピース¥136.400/フォルテ フォルテ(コロネット)、ピアス¥22.000(シルバースプーン)

【inside】
ボディスーツ¥11.000/トゥ(リディア)、パンツ¥13.750(アクテ)、ピアス¥12.100、チャーム各¥3.850(ノジェス)、ネックレス¥35.200/フォルテ フォルテ(コロネット)

■SHOP LIST
アクテ︎ 03-4400-6195
コロネット http://www.coronet.co.jp
シルバースプーン︎ 0800-500-5000
ノジェス︎ 0800-300-3315
リディア︎ 03-3797-3200

■石田さんプロデュースブランド「pua keli」
水着 https://www.asmart.jp/pua_keli/
日焼け止め https://lp.puakelisuncream.com/